今回は前のエントリで紹介して、
ケース面接に苦しんでいる受験者や、ケースって何?美味しいの?
◼お題
都内のとある大型温泉施設の収益を3年で1.5倍にする方法を考
(制限時間10分)
まずは下の模範回答を見ずに、
どうしても糸口が見つからない、のいう場合には、
◼アプローチ
温泉施設のビジネスドライバーは何かをまずは考えてみましょう。
最初に思い浮かぶのは、入浴料金がありますね。
既存顧客と新規顧客に分けて考えてみた場合に、
◼模範回答
これはあくまでも、
他に思い浮かんだ回答がもしあれば、
まず大型温泉施設のビジネスドライバーを以下のように切り分けま
大型温泉施設の年間売上=キャパシティ×稼働率×客単価×
今回のお題では3年以内に収益を1.5倍に、
無理に温泉施設を増設等してキャパシティを増やしてしまうと、
売上は伸びる可能性がありますが、3年という短期スパンでは回収
クライアントのリクエストに正確に応える、
となってくると、
そして売上の源泉はというと、
§ 入浴料金売上
§ レストランなどの飲食売上
§ エステ、マッサージなどのアクティビティ売上
まずは稼働率を高める為の打ち手を検討してみましょう。
土日は十分な客入りをしていることが想定されますので、
仕事帰りの会社員、主婦層、海外旅行客、
ここで施策に面白さを持たせる為に、
例えば、相席居酒屋が流行っているので、水着入浴日を作り、
レストラン料金を割安にするサービスを提供する。(
または、安宿に宿泊する海外旅行客向けに、
宿と兼用で利用をしたい海外旅行客の集客増を見込むという打ち手
次に客単価を高めるための打ち手を検討してみます。
客単価増加を狙う場合の考え方として、
新規サービスについては稼働率施策の中で触れたので、
特にエステ、マッサージですが、利用率が低いと仮定します。
なぜ利用率が低いのか。
このような温泉施設のサービスはどうしても片手間感がありますよ
よりプロ感、
エステ専門店と提携し、
専門のトレーナーによる指導を受けるというのも一案としてありか
と、だいたいこの辺りまでを検討していくと10分程度で終わるイ
もし制限時間があと5分~10分与えられている場合には、
■まとめ
模範解答の大事なポイントを最期に振り返って、
今後のビジネスケース問題を回答していく際の指針にしてみてくだ
前提事項と検討の方向性が大きくずれてしまわないように、
ビジネスドラバーを書き出し、
具体的な施策を生み出す際には、
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